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日野自動車と三菱ふそうが経営統合で最終合意

日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが経営統合で合意した。

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2026年4月の事業開始を目指す

日野自動車株式会社(トヨタ自動車傘下)と三菱ふそうトラック・バス株式会社(ダイムラートラック傘下)の両社は2025年6月10日、経営統合の最終合意を締結したと発表した。日野自動車の商用車は、消防車両のベースシャーシに用いられており、高いシェアを占めている。

両社は対等な立場で統合し、商用車の開発、調達、生産の分野で連携する。経営統合後の新会社は、三菱ふそうと日野自動車を100%子会社とする持株会社として2026年4月に事業開始を目指す。株式は各社の親会社であるダイムラートラック(ドイツ)とトヨタ自動車が持株会社の株式をそれぞれ25%ずつ保有する予定。なお、トヨタの議決権ベースでの保有割合が19.9%となる見込みで、日野自動車はトヨタの子会社ではなくなる見通しだ。持株会社の代表には、現・三菱ふそう社長のカール・デッペン氏が就任する予定だ。

また、日野自動車は2026年4月1日付で羽村工場をトヨタに譲渡することを同時に発表した。同工場は小型トラック「デュトロ」などを生産している。

日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが経営統合で合意した。

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