プロなら消防活動に必要なトレーニングをすべし

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プロなら消防活動に必要なトレーニングをすべし

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米軍消防・佐世保基地で実践中
65歳まで現場活動を行うための消防トレーニング

目的

全体で行うトレーニングの目的は、消防活動で必要とされる動きをトレーニングとして行うことによって自分の現状を知ること。そして仲間同士でポジティブピアプレッシャーを生み出すこと。

現在は5種目のトレーニング方法を実践中。事故がないように地面に接地しての訓練に限定している。
現在は5種目のトレーニング方法を実践中。事故がないように地面に接地しての訓練に限定している。

ルール

● 毎週木曜日16時〜17時に実施。
● トレーニングは隊員全員参加。(4人×3隊)
● 現場活動に直結した、シンプルかつ全身を使う運動を中程度の負荷で持続して行う。
● 20代から50代の職員が一緒にトレーニングを行うことから、レクリエーション的な部分を重視して、同じ小隊の4人を1チームとして行動し、チームとしてその種目を決められた回数実施できれば、隊長の裁量で誰が何回行ってもよい。
● 個人の体力の有無を評価するためのものではない(ただしチーム内では互いの体力や体調を知る機会とする)。
● 安全管理の面から、高所に上ったり、物を引き上げたりするトレーニングはせず、それを模したガレージ前での接地したトレーニングに代える。
● 安全管理は隊員相互に行う(訓練課は全体の安全管理を行う)。
● コロナウイルスへの対策から基本はマスクを着用し、実施者のみマスクを外してよいとする。実施後、呼吸が苦しいようならば離れたところで休憩し、休憩後に再度マスクを着用してチームに戻る。

※ 「防火衣を着用して行ったり、呼吸器を背負ったりと負荷を変えていけば生涯続けられるトレーニングになると思います。まだまだ試行錯誤の段階ですが、隊員のいろいろな意見を取り入れてより良いものにしていく予定。

注意点

ここはあくまでもトレーニングへの入口と位置づけて欲張らない。
さらに負荷をかけたい場合は、別日に同じ内容を1セットとするサーキットトレーニングを実施。

トレーニング内容

古タイヤにロープをつけて引っ張る(資機材の引き上げ−40kg)
古タイヤにロープをつけて引っ張る(資機材の引き上げ−40kg)
古タイヤにホースをつないで肩に担いで引っ張る(通水したホースを担いで進入−80kg)
古タイヤにホースをつないで肩に担いで引っ張る(通水したホースを担いで進入−80kg)
カイザースレッド−ハンマーで叩いて重りを移動させる(破壊器具での強制進入)
カイザースレッド−ハンマーで叩いて重りを移動させる(破壊器具での強制進入)
カイザースレッド−ハンマーで叩いて重りを移動させる(破壊器具での強制進入)
カイザースレッド−ハンマーで叩いて重りを移動させる(破壊器具での強制進入)
大口径のホース巻きと延長(4インチサプライホース 30m)
大口径のホース巻きと延長(4インチサプライホース 30m)

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湯浅氏の鬼の自主トレ

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