抜群のコンパクト性!電動ストレッチャーの新定番<br>KARTSANA POWER BRAVA

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抜群のコンパクト性!電動ストレッチャーの新定番
KARTSANA POWER BRAVA

今、最も注目を浴びている救急資器材の一つが電動ストレッチャーだ。総務省消防庁の「救急業務のあり方に関する検討会」が実施した全国の消防本部を対象にした調査で、電動ストレッチャーを導入しているまたは導入を予定していると回答した消防本部の数が、2022年の調査では35だったのに対し、2023年には93に急増した。

また、2022年に「緊急消防援助隊設備整備費補助金交付要綱」における災害対応特殊救急自動車の要件に示され、今年3月には「高規格救急自動車への電動ストレッチャー導入の取扱いについて」という通知文書が発表されている。

電動ストレッチャーを活用することで、救急業務の負担軽減につながり、体力に依存しないため女性や高齢の救急隊員の活躍の場を広げられることから、導入する消防本部が増えていくことが予想される。

株式会社ベルリングは、スペインのKARTSANA社が製造する電動ストレッチャー「POWER BRAVA」を販売している。ここでは、POWER BRAVAの特徴について紹介していく。

写真◎幡原裕治(特記を除く)

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ストレッチャーの電動化で変わる救急現場

POWER BRAVAの特徴

コンパクトなサイズ

コンパクトなサイズ
ストレッチャーの幅は56.4cmと、国内で販売されている電動ストレッチャーとして最もコンパクトなサイズ。標準時の長さは197.0cm。ベッドの最小高さは35.0cmになるため、小柄な高齢者でも楽に腰かけられ、容易に横になることができる。写真の男性は身長が約180cm。

左右移動機能を標準装備
専用架台の左右スライド機構

専用架台の左右スライド機構
従来の一般的な手動ストレッチャーとほぼ同じ幅であるため、一部の電動ストレッチャーは持たない左右移動機能を標準装備。車内でセンター位置に移動できるため、傷病者の処置が両側から可能になる。

車内で上下動が可能

車内で上下動が可能
車内に積載した状態でもストレッチャーの上下動が行える。上下位置は無段階で設定できるため、救急隊員が傷病者へ処置を行う際に、適した高さにすることが可能なので立った状態で処置を行える。

ハイメディックにPOWER BRAVAを載せ替えたもの
様々な車種の救急車に対応

様々な車種の救急車に対応
「POWER BRAVA」は、ベルリングの提供する高規格救急車「C-CABIN」以外にも、トヨタ自動車の「ハイメディック」や日産自動車の「パラメディック」に搭載することができる。新たに艤装する高規格救急車だけでなく、従来の手動ストレッチャーが搭載されている高規格救急車に「POWER BRAVA」を載せ替えることも可能だ。写真はハイメディックにPOWER BRAVAを載せ替えたもの。(写真/ベルリング提供)

充実の保証内容

ベルリングでは、1年間の無償保証に加えて、提供後のメンテナンスプランとして「シンプルSプラン」、「シンプルプラン」、「ライトプラン」、「フルメンテプラン」の4種類を用意している。シンプルSプランは専門スタッフが動作確認を行う訪問メンテナンス1回。シンプルプランは、6年間で6回までの訪問メンテナンスと3個のバッテリー交換。ライトプランはシンプルプランの内容に加え、IVポールとシートベルト各種、ストレッチャーキャスターといった消耗部品の交換に2回対応。フルメンテプランはライトプランの内容に加え、ストレッチャータイヤと架台のガイドローラーの交換に3回まで対応する。

充実の機能

簡単操作パネル

簡単操作パネル
ストレッチャーの足元側のグリップ右に操作パネルを設置。上昇ボタンと下降ボタン、ストレッチャーの四角に設置した白色LED灯のスイッチボタンの3種類に加え、2個のバッテリーの残量を個別に表示する。ストレッチャーを車内から降ろす際と載せる際に自然に操作が可能だ。

大容量リチウムイオンバッテリー

大容量リチウムイオンバッテリー
ストレッチャー駆動用のバッテリーは、2500mAhの専用のものを2個搭載する。体重80kgの傷病者を載せた場合に40回の上下動が行える。ストレッチャーを架台に固定すると自動的にバッテリーが充電される機能を持つ。

ストレッチャー駆動用のバッテリー
油圧式の電動昇降システム

油圧式の電動昇降システム
油圧シリンダーをバッテリーで駆動し、ストレッチャーの上下動を行う。耐荷重は300kg。

キャスターはそれぞれが独立して可動する機構
自在四輪駆動のキャスター

自在四輪駆動のキャスター
ストレッチャーのキャスターはそれぞれが独立して可動する機構を採用。ストレッチャーを縦方向だけでなく横方向へも動かすことができる。ロック機構は、頭部側の2輪を同時に固定するペダルと、足元側の2輪をそれぞれ固定するペダルの合計3カ所となる。

頭部側フレームの伸縮機能

頭部側フレームの伸縮機能
ストレッチャーの頭部側を起こした際に、フレーム部分を縮小できる機能を持たせた。ベッドの頭部側を起こし、背もたれとして使用する際に、長さを197.0cmから169.7cmに縮小できる。狭隘な空間を移動する必要がある場合に便利な機能だ。

非常操作レバー

非常操作レバー
バッテリー切れ等、電動の上下動が行えなくなった万が一の場合に備えて、手動で下降させられるレバーを設置。レバーを引くことでダンパー機構が作用して緩やかにストレッチャーを下降できる。

折りたたみできるサイドアーム①
折りたたみできるサイドアーム➁
折りたたみできるサイドアーム➂

折りたたみできるサイドアーム
ストレッチャーの両側にあるサイドアームは、上部の赤いトリガーを引くことで縦方向に折りたためる。狭隘な場所でアームを格納したいときに便利な機能だ。従来のように横側へ展開して下へ降ろすこともできる。

架台固定による充電システム

架台固定による充電システム
ストレッチャーを架台に固定すると、架台側のメス端子とストレッチャー側のオス端子が接続されてバッテリーへの給電が開始される。車内にストレッチャーを搭載していると自動的にバッテリーが充電される仕組みだ。

電動ストレッチャーの引き出し動作

電動ストレッチャーを引き出す動作を開始すると、架台のアシスト機能が働きスムーズに車外へ搬出できる。
電動ストレッチャーを引き出す動作を開始すると、架台のアシスト機能が働きスムーズに車外へ搬出できる。
架台を引ききった位置までストレッチャーを移動させたら、キャスターが接地しストレッチャーが架台から離れるまでストレッチャー操作パネルの下降ボタンを押す。
架台を引ききった位置までストレッチャーを移動させたら、キャスターが接地しストレッチャーが架台から離れるまでストレッチャー操作パネルの下降ボタンを押す。
ストレッチャーが架台から離れたら移動可能となる。
ストレッチャーが架台から離れたら移動可能となる。

近日提供開始予定

「SUPERBRAVA」

ベルリングは、「POWER BRAVA」の別シリーズとなる「SUPERBRAVA」の販売を予定している。SUPERBRAVAは汎用バッテリーによる駆動を実現したほか、ストレッチャーの大型化による耐荷重の増加、非常時の手動制御方法の拡充など、一部機能が強化された電動ストレッチャーとなる。

●お問い合わせ

株式会社ベルリング
TEL:03-6807-4467

https://www.belling.co.jp/

今、最も注目を浴びている救急資器材の一つが電動ストレッチャーだ。総務省消防庁の「救急業務のあり方に関する検討会」が実施した全国の消防本部を対象にした調査で、電動ストレッチャーを導入しているまたは導入を予定していると回答した消防本部の数が、2022年の調査では35だったのに対し、2023年には93に急増した。 また、2022年に「緊急消防援助隊設備整備費補助金交付要綱」における災害対応特殊救急自動車の要件に示され、今年3月には「高規格救急自動車への電動ストレッチャー導入の取扱いについて」という通知文書が発表されている。 電動ストレッチャーを活用することで、救急業務の負担軽減につながり、体力に依存しないため女性や高齢の救急隊員の活躍の場を広げられることから、導入する消防本部が増えていくことが予想される。 株式会社ベルリングは、スペインのKARTSANA社が製造する電動ストレッチャー「POWER BRAVA」を販売している。ここでは、POWER BRAVAの特徴について紹介していく。
写真◎幡原裕治(特記を除く)

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