救助工作車Ⅱ型 秦野市消防本部
キャブ
前席
後席
広いスペースを有効活用!!
【HX型】はシングルキャブシャーシをベースとしているため、前席と後席の間に広いユーティリティスペースが設けられている。秦野消防ではここに棚を設置、有効活用している。
ルーフ
秦野市消防本部〈特別救助隊〉
兼任の救助隊から特別救助隊に格上げしたことで、救助服の左腕につけるエンブレムは旧エンブレムの伝統を引き継ぎデザインを変更した。救助工作車のドアに新エンブレムが描かれる。
消防司令 中村賢一警備第一課 特別救助隊隊長
「中間検査にも出向し、その段階でも細かい部分まで意見を出し修正を加えた。資機材の導入には様々なメーカーの資機材を検証し導入した。今回導入した車両、資機材を有効活用出来るよう訓練を重ね、特別救助隊としての自覚と誇りを胸に職務を遂行する」
消防司令 加藤 茂警備第二課 特別救助隊隊長
「インパクトが強い車両に仕上がったこともあり、救助隊員としての使命感が増し、これを受け止めて、ふだんの活動をしっかりとやっていきたい。令和2年には新東名の管内部分が開通するので、トンネル災害等への対策なども強化していくつもりだ」
【SPECIFICATIONS】
車名:日野
通称名:レンジャー
シャーシ型式:SDG-GD7JGAA改
全長:8260mm
全幅:2380mm
全高:3240mm
ホイルベース:4250mm
最小回転半径:6.4m
車両総重量:11900kg
乗車定員:6名
原動機型式:J07E
総排気量:6403cc
駆動方式:4×4
ウインチ(前):ロッツラー製TR030/6(5t)
クレーン:ユニック製URU343(2.9t、3段)
照明装置:湘南工作所製SLD-4200UCL
配備年月日:平成29年3月1日
艤装メーカー:帝国繊維