資機材搬送車 座間市消防本部

日本の消防車両

資機材搬送車 座間市消防本部

Twitter Facebook LINE

資機材収納スペース

消防車
十分な広さがある資機材庫。フロアは縞鈑にして側面に固定用のアンカープレートを取り付けた。
消防車
垂直式パワーゲートは資機材庫のフロア面までリフトアップする。

災害別パッケージ収納

消防車
水難対応資機材とNBC対応資機材をコンテナに分けて積載する。
消防車
水難救助用
水難救助時には、コンテナ4個と船外機、PFD、空気ボンベなどを収納する。
消防車
NBC災害対応資機材は、除染テントや防護服などをコンテナ5個に収納する。
消防車
一年の約半分は水難救助用の資機材を搭載するため、ルーフにゴムボートを積載できるよう工夫した。

ゴムボート手動昇降装置降下の手順

消防車
ルーフに上がった隊員がラックのロックを解除してレールを後方にスライドさせる。
消防車
ルーフ上の隊員はハンドルを保持、下の隊員はボートを支える準備をする。
消防車
下がってきた先端を持ってボート全体を支える。
消防車
最後までレールをスライドさせて完了。ボートを搬出する。

消防初!?

消防車
シンプルな構造のゴムボート手動昇降装置。アルミ製なので軽量化にも貢献している。
消防車
ルーフ上の隊員と下で補助する隊員は、掛け声でタイミングを計りながら操作する。
消防車
ゴムボートはアキレスマリンSG-140を積載。
消防車
ルーフで操作する隊員は、ゴムボートの重量があるので2名が必要。
消防車
アルミ製のスライド式レールにより、100kg以上あるゴムボートをスムーズに積み下ろすことができる。
消防車
ゴムボートをルーフに搭載することで、十分な資機材収納スペースを確保することに成功している。
隊員
装備担当者
消防総務課・遠藤美津弘主査(左)、三本千春係長(右)。
隊員
運用部隊
座間市消防本部のレスキュー隊員。
消防車

【SPECIFICATIONS】

車名 日野
通称名 デュトロ
シャーシ形式 XZU775M-TKG
全長 6540㎜
全幅 2295㎜
全高 3500㎜
ホイルベース 3400㎜
最小回転半径 7.1m
車両総重量 7145kg
乗車定員 5名
原動機型式 N04C
総排気量 4010cc
駆動方式 4×4
配置年月日 平成30年3月27日
艤装メーカー 日本機械工業

座間市消防本部[神奈川県]
写真・文◎小貝哲夫 日本の消防車2019 掲載記事

Ranking ランキング