Jレスキュー 2023年3月号
特集「人命救助のための〝ドア開放〟」 ―チーム韋駄天―
アメリカの消防では「Forcible Entry Training」(強制進入訓練)として定着している、消防士のドア開放の手技を特集した。
なぜ、消防はドアを開けられなければならないのか、近年のドアの特性、現場合わせのこじ開けでは開かなくなってきている理由、ハリガン・バールによるドア開放、エンジンカッターによるドア開放の手技などを詳しく紹介した初めてのドア開放特集である。取材したのは、休日に訓練に励む有志のメンバー「チーム韋駄天」。自主勉強に役立つ情報はもちろん、消防士の人命救助にかける熱い想いが詰まっている。
特集「京都市消防航空隊 発隊50周年の歩み」
全国で4番目に発隊した消防の航空隊「京都市消防航空隊」が令和4年に発足50周年を迎えた。この間に機種も更新され、林野火災、ホイスト救助、救急搬送など様々な災害に出動し、多くの人命を救助してきた。今号では、その京都市消防航空隊の50年の歩みを豊富な写真と隊長・操縦士インタビューで紹介する。
Photoニュース「鶴岡市土砂災害」
令和4年12月31日に山形県鶴岡市で発生した土砂災害。その被害状況や現場での捜索救助活動をレポートした。
【コンテンツ一覧】
●RESCUE PHOTO NEWS
・令和5年東京消防出初式
・日本チーム躍進! 橋Ch’iao2022 with 内政部消防署(台湾)
・山形県鶴岡市土砂災害
●特別企画/人気連載
〝市民は、ドアを開けられる消防士を求めている〟
人命救助のための「ドア開放」
―チーム韋駄天―
なぜ今、ドア開放に取り組むのか?
―消防がドア開放技術を会得しなければならない理由―
≪敵を知る≫
「ドア」のサイズアップの仕方
覚えておきたい【ドアの仕様】
【カギ(錠前)】の種類を知る
≪ドア開放の〝味方〟を知る≫
ドア開放のツール
【バール・ハリガン】でドアを開ける
【エンジンカッター】でドアを開ける
消防士は道具を正しく知る必要がある
【記念特集】
京都市消防航空隊 発隊50年の歩み
―京都市消防局―
【特集】これぞ総合力! 最高評価の「ヘビー」を更新!!
令和4年度 国際緊急援助隊救助チームIER受検
【新連載】
消防にとっての『安全』『心理的安全性』
―東京消防庁 四谷消防署ー
ヒーローの肖像 松田修亮(和歌山市消防局)
【短期連載】袋井スタイル
全国のレッカー業者が横浜港に集結!
「JHR技術研修全国大会2022」