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Jレスキュー2024年7月号

【特集】台湾の消防 ―National Fire Agency TAIWAN―

日本の消防と盛んに技術交流を行っている台湾の消防は近年、国際的なロープレスキュー大会でも上位入賞し、飛躍的な成長を遂げている。
また、1999年に発生した大規模な「921大地震」をきっかけに救助体制が充実し、昨年のトルコ・シリア地震ですばやく派遣出場を実現するなど、体制の強化も進んでいる。
台湾の消防は、どのような勤務体系、部隊編成で、どのように災害対応に取り組んでいるのか?台湾の消防隊をはじめ、アジア最大規模の訓練センター「内政部消防署訓練中心」の充実した施設を活用した訓練、消防のDX化、積極的に取り組んでいる先進的な取り組み等、台湾の消防を隅々まで紹介する。

【主な内容】
●20240403花蓮地震/トルコ・シリア地震派遣活動/内政部消防署(国)消防訓練センター/実火災バックドラフト訓練/台湾ロープレスキュー/新北市政府消防局

【続報】令和6年能登半島地震

前号に続いて、能登半島地震の活動レポート。今号は、36日間にわたって1900名以上の隊員を派遣した緊急消防援助隊「神奈川県大隊」の活動も紹介。“オール神奈川”で臨んだ派遣の活動について、中隊別に掲載しています。
また、緊急復旧(道路啓開)で大きな役割を担った国土交通省の緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE」と北陸地方整備局にも取材。道路啓開の現場と、消防の活動との連携を中心に紹介します。

【特集】煙と炎を制御するためのファイヤー・コントロール・ボックス作成法

火災性状を再現や、消火戦術の理解促進のためのツールとして注目されている「ファイヤー・コントロール・ボックス(FCB)」による燃焼実証。
しかし、FCBを作って燃やしてみて、思ったように煙と炎が制御できなかったり燃え抜けが発生して満足に実証できなかったということはないだろうか? 今回、これまでにFCBを30回以上作成して都度ブラッシュアップを重ねてきた「FCBの達人」の作成現場に密着。作成のコツと、考案した創意工夫の数々を誌面で一挙に紹介しました。

【コンテンツ一覧】

【RESCUE PHOTO NEWS】
●「大阪南消防局」運用開始
●東京消防庁「令和6年水の消防ページェント」
●松山市消防局「セイフティマネージャー」新設
●第5回消防ロープレスキュー交流会
など

【コラム】
●日本の消防士へ/消防人K
●伊藤克巳の己に克つ

【特別企画/人気連載】
●ロープレスキューの種をまく/GRIMP JAPAN
●火災後の除染について考えよう/大島隆弘
●平成の名消防車/橋本政靖
●消防ドローンのポテンシャル(佐野市消防本部)
●『予防』で、消防をひとつに/渡邉航生(最終回)
●災害現場の真実/伊藤克巳
●世界のCBRNe最新トピックス/浜田昌彦
●〈ヒーローの肖像〉西野英人(金沢市消防局)
●アラカンモンスターの肉体づくり/鎌田修広
●分かりやすいCBRN入門/岩熊真司
●進化する令和の消防団【岐阜市島水防団】
●クラシック消防車/諸河久
●全国新車速報〈拡大版〉
●新車DetailUp!
 救助工作車II型(立山町消防本部)
 救助工作車III型(会津若松地方広域市町村圏整備組合消防本部)
●消防防災訓練レポート
●メカの謎解き/中村則雄
●そうか、そうすればいいんだ/橋本政靖
●古武術式 発想の転換法/岡田慎一郎
●おらぁどぅ元気だがや!/鈴木亨
●news
●MEDIA CLIPPING

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