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電動消防車の開発へ 消防車メーカー大手モリタHD、EVモーターズと資本業務提携

株式会社モリタホールディングスは、商用の電気自動車(EV)を開発する株式会社EVモーターズ・ジャパンとの資本業務提携を発表した。

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消防車両事業を手がける株式会社モリタホールディングスは、商用のEVを開発する株式会社EVモーターズ・ジャパン(EVM-J)と資本業務提携すると2月22日に発表した。EVの消防車を共同で開発し、市場への投入を目指す。

モリタホールディングスは消防車の国内シェアの約6割を占めている。EV消防車は国内でまだ流通していないが、モリタホールディングスにおいても、消防車両のEV化は最重要課題の一つと捉え、消防車両に適した独自のEVシャーシを共同開発することが最良であると判断したという。

EVモーターズは商用EV(バス・トラック・トライク等)に特化した開発・製造・販売を手掛ける企業であり、電力消費とバッテリー劣化を大幅に低減する自社開発したモーター制御システム「アクティブ・インバータ」や、軽量車両の開発などの技術を活用し、世界最高クラスの低電力消費率、バッテリーの長寿命化を実現することで、航続距離の課題を解決した量産型の商用EVを開発している。

こうした商用車の電動化開発の技術を評価してモリタホールディングスは出資を決めたという。

株式会社モリタホールディングスは、商用の電気自動車(EV)を開発する株式会社EVモーターズ・ジャパンとの資本業務提携を発表した。

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