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和歌山県が防災ヘリ「きしゅう」の新機体を公開

和歌山県は4月10日、同県防災航空センターが運用する防災ヘリコプター「きしゅう」が機体更新されたと発表した。また、4月24日には報道機関に公開された。

写真◎和歌山県提供

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新機体は「ベル412EPI」

ベル412EPI「きしゅう」
和歌山県に納入された防災ヘリ「きしゅう」の新機体。

今回の機体更新は、現行機である「ベル412EP」の老朽化に伴うもの。新たな機体は、カナダのベル・ヘリコプター・テキストロン社製の「412EPI」型。機体のサイズは全長が17.1m、全幅が14.02m、全高が4.66mとなる。定員は15名で、最大速度が259km/h、最大で722kmの航続が可能だ。

また、更新後に追加した装備として、ヘリコプターテレビ伝送システムを常設としたほか、対地接近警報装置、オートホバリング機能が採用された。

今後は、航空隊員が習熟訓練を行った後、7月からの運用開始を目指す。更新機体の運用開始までは現行機で活動する予定だ。

ベル412EPI「きしゅう」の報道公開
報道陣へ飛行する様子が公開された「きしゅう」。
和歌山県消防防災航空隊
「きしゅう」を運用する和歌山県防災航空隊のメンバー。
和歌山県は4月10日、同県防災航空センターが運用する防災ヘリコプター「きしゅう」が機体更新されたと発表した。また、4月24日には報道機関に公開された。
写真◎和歌山県提供

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