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【コラム】トミカで見る救急車の歴史(後編)

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実車では存在しなかったエスティマ救急車

平成4年(1992年)にトミカのラインナップとして製品化された「エスティマ救急車」。病院で「ドクターカー」としての導入実績はあるが、消防機関においての運用は、車内スペースの狭さやベースシャーシとしては実用的でないため採用例はなかった。

トヨタ・エスティマ救急車

トミカ
平成2年(1990年)にトヨタから販売された初代エスティマをベースシャーシに製品化された救急車。

エルグランドベースの日産パラメディック救急車が登場!

平成10年(1998年)に初代パラメディックとパラメディックⅡを統合する形で、初代エルグランドのフロントとE24型キャラバンのリアを流用して製作された「日産・パラメディック救急車」がトミカでも製品化。トミカでは福祉サービスカーを流用した金型を「パラメディック救急車」として製品化しているため、実車と異なる部分が多い。

日産パラメディック救急車

トミカ
通常品として平成18年(2006年)に製品化された「日産パラメディック救急車」。
救急車
実車の「日産パラメディック救急車」。

平成20年(2008年)にテレビ放映されていた「トミカヒーロー レスキューフォース」内に登場するパラメディック救急車『コアエイダ―』を製品化。その際に製作された金型は実車により近いトミカとして販売されていた。

トミカ
「レスキューフォース」をモデルに製品化された『コアエイダ―』。
トミカ
通常品(左)、レスキューフォース(左)。フロントグリルは通常品の方が実車に近い。
トミカ
レスキューフォース(左)、通常品(右)。レスキューフォースの製品は、エルグランドのフロントとE24型キャラバンのリアを流用した救急車であることや、補助赤色警光灯の形状が再現されている。

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3代目スーパーアンビュランスやトヨタ・ハイメディックがトミカで製品化される!

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