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【コラム】火災除染 オランダ消防の場合

Jレスキュー編集部がオランダの消防署を見学した際、火災除染への取り組みについて伺った。

写真◎編集部

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先日、Jレスキュー編集部はオランダの消防署を訪ねる機会を得た。消防車や消防施設を見学させていただく中で、防火衣用や呼吸器(SCBA)の専用洗濯機があったので、オランダの消防組織における火災除染について伺った。

オランダで、火災と消防士の健康被害について指摘されるようになったのは約10年ほど前で、除染システムが導入されたのは約4~5年前だという。それ以前は、オランダの消防士も消火活動を行った隊員は煤まみれで帰署していたという。

オランダの現在の火災除染は、以下の流れで行われている。

オランダの火災除染
オランダの火災除染
消防車両に積載された「除染キットBOX」
汚染した防火衣は、白(水溶性)→黄色のビニール袋の順で二重にし、出動隊が乗車する消防車とは別の車両が回収する。汚染した防火衣は、水溶性の袋ごと洗濯機に入れるので、洗濯する隊員への二次汚染のリスクは減る。
オランダの火災除染
除染キットBOXには、着替え用のジャージ(上下)、サンダル、ふき取り除染用のペーパー等が準備されている。

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