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乗り物テーマパーク「ユメノバ」が2月11日オープン!
消防自動車博物館で懐かしの名消防車と出会える

茨城県筑西市ザ・ヒロサワ・シティ内に併設される乗り物テーマパーク「ユメノバ」が、2024年2月11日オープンする。ここでは消防自動車博物館の見どころについて紹介しよう!

写真提供◎消防自動車博物館

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茨城県筑西市にある「ザ・ヒロサワ・シティ」は、筑波山麓100万㎡の敷地に、ゴルフ場、美術館、オフロードコースなど、多数の施設を擁するテーマパークで、楽しく集える郷として親しまれている。

その一つに、鉄道、飛行機、ヘリコプター、船、クラシックカー、クラシックバイクなど乗り物を集めたテーマパーク『ユメノバ』があり、2024年2月11日にオープンする。

この『ユメノバ』内に創設されたのが、子供から大人まで、さらには消防職員から消防ファンまでもが目を輝かせて大興奮するような施設、消防自動車博物館(館長・鈴木靖幸)だ。

施設内には消防車から救急車まで消防車両が約27台が展示されている。展示物の中には国内にある消防車でもっとも古い万延元年(1860年)の馬引き蒸気ポンプ車もある。さらにT型フォードのクラシック消防ポンプ車や、戦時下で空襲に対して、東京消防庁が大量配備を進めた戦時型標準ポンプ車(トヨタKB)や、和製ハーレーと呼ばれたバイク「陸王」のサイドカーを改造した消防バイク、オート三輪ポンプ消防車などがある。

レトロファンに人気の高い、昭和の高度経済成長期に活躍したボンネット型トラックの消防ポンプ自動車、化学消防ポンプ自動車から、はしご付消防ポンプ自動車、救急自動車が動態保存されている。その保存車両の多くが、日本の消防自動車の歴史を紐解く資料であるとともに、国産自動車の歴史を知ることのできる資料としての価値も高く、ここにしかない貴重な文化遺産として公開される。

消防自動車博物館
館内には、昭和に活躍した消防車や救急車が約27台展示されている。

また館内には、江戸時代の町火消の消火道具や、消防署をモチーフにした庁舎、さらには消防ミニカーが展示されているミニカー館、消防車の赤色警光灯を光らせたり鳴らしたりできる展示コーナーもある。

特筆すべきは、絵本として圧倒的な人気を誇る「しょうぼうじどうしゃ じぷた」(福音館書店)が実車として再現され、絵本の世界のように展示されていることである。

まだまだ紹介しきれないものばかりではあるが、実際に足を運んでいただき、その圧倒される規模に感動ものだ。

消防自動車博物館
江戸時代の火消し道具として実際に使用されていた展示物。
消防自動車博物館
レストアされた消防車もあれば、レストア途中の消防車もあったりする。1度訪れるだけでなく、2回目に訪れた時には変化している施設であるのも楽しみの一つになるだろう。

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消防ファンにはワクワクが止まらない!赤色警光灯から消防ミニカーまでを紹介!

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