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救助技術を競い合う!
第52回全国消防救助技術大会

2024年(令和6年)8月23日、千葉県市原市にある千葉県消防学校を主会場として「第52回全国消防救助技術大会」が開催された。

写真◎編集部

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2024年(令和6年)8月23日、第52回全国消防救助技術大会が千葉県市原市にある千葉県消防学校(陸上の部)、千葉県国際総合水泳場(水上の部)にて開催された。

全国消防救助技術大会とは、救助技術の高度化に必要な基礎的要素を錬磨することで、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を備えた日本全国から選び抜かれた隊員達が一堂に会し、消防救助技術を競い学ぶ大会だ。他の模範となる救助隊員を育成し、全国市民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的として毎年開催されている。千葉県における開催は、2014年(平成26年)に開催予定であった「第43回全国消防救助技術大会」が、『平成26年8月豪雨』により開催中止となったことから、1997年(平成9年)に実施した第26回全国消防救助技術大会以降、27年ぶりの開催となる。

救助大会には、地区指導会を勝ち抜いた全国各地の消防本部に所属する救助隊員が出場し、これまでの訓練成果を競い合った。会場には、応援に駆け付けた消防職員やその家族らが多く来場し、大きな声援が飛び交っていた。

来年、2025年「第53回全国消防救助技術大会」は、兵庫県神戸市が開催会場となる。

第52回全国消防救助技術大会
タイムも求められるが、的確な動作ができているかどうかも厳しく審査される。写真の種目は「ロープブリッジ救出」。
第52回全国消防救助技術大会
要救助者を的確かつ安全に屋外に救出する種目、「ほふく救出」。
第52回全国消防救助技術大会
地下やマンホール等での災害を想定した種目の「引揚救助」。
第52回全国消防救助技術大会
競技を終えた選手たち。写真の選手らはロープブリッジ救出にて3位入賞した吹田市消防本部の出場者。
第52回全国消防救助技術大会
会場では一般来場者向けの防災体験や消防車両の展示も行われた。
第52回全国消防救助技術大会
消防防災メーカーによるブースの出展もあり賑わっていた。
第52回全国消防救助技術大会
来場した子供たちに人気だった赤色警光灯を点灯できる大阪サイレンのブース。
2024年(令和6年)8月23日、千葉県市原市にある千葉県消防学校を主会場として「第52回全国消防救助技術大会」が開催された。
写真◎編集部

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