国際文化・観光都市「京都」を守るプライドと攻めの戦術【京都市消防局】

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国際文化・観光都市「京都」を守るプライドと攻めの戦術【京都市消防局】

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平成29年度特別消防(部隊合同)訓練
訓練
訓練の想定は、細街路に面した京町家の木造密集エリアの建物から出火し、火元は1階全面燃焼、東側の隣接建物は延焼、北側に接する2棟は2階の一部が延焼中という状態。また建物の反対側に回るには、道を大きく遠回りしなければならない状況。建物の間が非常に狭く進入できため、間に向けて延焼阻止の放水を実施する。
図
【図2】延焼経路のイメージ
※小屋裏の界壁の有無でも延焼経路は変わる。
訓練
ポンプ車が走行する細街路はカラーコーンを設定して狭い道幅をつくる。
訓練
火元に放水する前に、延焼していない側の外壁に延焼阻止の放水を行う。
訓練
訓練
指揮隊は図面の情報をもとに全体を把握し、各局面は副指揮隊長からの情報をもとに活動方針を判断する。
訓練
火元の建物(右)に進入して消火活動を行うと同時に、延焼中の左の建物にも屋内進入をして延焼を食い止める。
訓練
屋内活動中の隊のホースを補助する隊員(写真奥)。 
訓練
隣接する建物2階や屋根の庇の下などは延焼しやすい。

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京都市消防局の消火戦術に迫る

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