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タレントの藤本美貴さんを一日消防署長に迎え
東京消防庁が春の火災予防消防演習を実施!
東京消防庁は3月1日、春の火災予防運動週間となる3月1日から7日に合わせて、東京・大田区の羽田エアポートガーデンで、タレントの藤本美貴さんを一日消防署長に迎えて大規模消防演習を実施した。
写真◎編集部
東京消防庁は3月1日、春の火災予防運動週間となる3月1日~7日に合わせて、東京・大田区の羽田エアポートガーデンで、タレントの藤本美貴さんを一日消防署長に迎えて大規模消防演習を実施。消防職員、消防団、自衛消防隊、演習協力団体を含む約43名、10隊が参加した。
藤本美貴さんは、吉田義実消防総監から一日消防署長委嘱状を交付され、その後、応急救護体験として「LIVE119」を実施。これは公共の場での応急手当の実施率、救命率の向上のため、119番通報の後に行う応急手当のアドバイス(口頭指導)を強化するために開発されたアプリで、通報者はスマートフォンを使い、救急現場などの映像を災害救急情報センターに送信等ができる仕組み。管制員は、送られてきた映像を見ながら応急手当の方法を指導したり、応急手当のやり方が分かる動画を通報者に送信することができる。
応急救護体験を終えた藤本美貴一日消防署長は、消防演習に参加。消防演習の想定は、強い地震により、多くの避難者やけが人が発生したというもの。羽田エアポートガーデン自衛消防隊、蒲田消防団および消防隊が連携し、消火活動や救護活動を実施し、1月2日に羽田空港で発生した航空機衝突事故で使用された無人走行放水装備「エアコア」も登場した。
藤本美貴一日消防署長は、演習終了後に日頃からの火災予防として「子供には、大人がいない時に、火を使って料理はしないでねと話しています」、「火災から大切な命を守るには日頃からの備えが大切」と防災意識の向上や火災予防を呼びかけた。
消防演習レポート
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