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松山市消防局が高機能ドローン導入
6機体制に増強
松山市消防局は、従来のドローン2機体制から6機体制に機体を増強し、うち1機は高性能機を導入した。
記事提供◎松山市消防局(愛媛県)
新しく配備したドローンで救助訓練を実施
松山市消防局は、2024年(令和6年)10月17日、ドローンを2機から6機に体制を強化させ、うち1機を高性能機とし、愛媛県消防学校でドローンを活用した救助訓練を実施した。
今回導入したのは、DJI社の「Mavic3 Classic」が3機と、「Matrice 30T」が1機となる。従来は、DJI社の「Mini 2」と総務省消防庁からの貸与品を運用していた。
訓練は、地震により8階建てビルの7階に逃げ遅れ者がいるとの想定で、救助隊に先行して上空からドローンによるスピーカーでの呼びかけや、安全管理などの情報収集活動を行った。また、ドローン操縦者には、松山市消防局オリジナルの松山市の市花「ヤブツバキ」をモチーフにした専用バッジを貸与した。
今後もドローンを効果的に活用し、災害現場での状況把握や救助活動を安全、確実に行っていく。