救助工作車Ⅲ型 明石市消防局

日本の消防車両

救助工作車Ⅲ型 明石市消防局

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クレーン、照明装置、積載はしごの他に資機材ボックスも計3個積載。
クレーン、照明装置、積載はしごの他に資機材ボックスも計3個積載。
車両上部のサイド部分に折り畳み式のバーを取り付けた。
車両上部のサイド部分に折り畳み式のバーを取り付けた。
担架などの上げ下ろしの際に、資機材や車体を傷めずにスムーズにスライドできる。
照明機器はすべてLED化することにより、照明数量を増加したにもかかわらず、電装系への負荷は軽減している。
車上へのアクセス用の手すりを各所につけたリア部。
車上へのアクセス用の手すりを各所につけたリア部。
わずかなスペースも収納庫として活用。
わずかなスペースも収納庫として活用。
足場の確保として通常の四角形にこだわらず台形やデットスペース上への足場延長などを設けた。
足場の確保として通常の四角形にこだわらず台形やデットスペース上への足場延長などを設けた。
リア中央部分は、無線機を設定。扉の裏側にメモがとれるホワイトボードも貼り付けた。
リア中央部分は、無線機を設定。扉の裏側にメモがとれるホワイトボードも貼り付けた。
左側面の積載状況。展開式扉やレール引き出し式収納で収納を工夫。展開式ラック表面には、レスキューチューブ、車両移動器具などもパネルに貼り付けるように収納。
左側面の積載状況。展開式扉やレール引き出し式収納で収納を工夫。展開式ラック表面には、レスキューチューブ、車両移動器具などもパネルに貼り付けるように収納。
展開式扉収納で、扉裏側にはパイプレンチ、斧、ボトルクリッパーなどを積載。奥行の積載スペースも活用。軸側の裏面は角をなくし奥の資機材を出しやすくしている。
展開式扉収納で、扉裏側にはパイプレンチ、斧、ボトルクリッパーなどを積載。奥行の積載スペースも活用。軸側の裏面は角をなくし奥の資機材を出しやすくしている。
脱着式の救助資機材用エアコンプレッサーをレール式収納棚に積載し、取り出しやすさを重視。直近に車両を部署できれば、車両から直接エアマットなども設定可能。
脱着式の救助資機材用エアコンプレッサーをレール式収納棚に積載し、取り出しやすさを重視。直近に車両を部署できれば、車両から直接エアマットなども設定可能。
レスキューチューブ、スローバッグのラックも引き出し式ラックで、ロープを収納。基本的に、使用する順番に外側から順にレイアウト。またこの左側に水中スクーターを収納しており、水難関係でグループ化している。
レスキューチューブ、スローバッグのラックも引き出し式ラックで、ロープを収納。基本的に、使用する順番に外側から順にレイアウト。またこの左側に水中スクーターを収納しており、水難関係でグループ化している。
上部に積載した資機材を取り出す際の足場として引き出し式ステップをスカート部に設置。
上部に積載した資機材を取り出す際の足場として引き出し式ステップをスカート部に設置。
わずかな収納スペースはコードリール、双口接手、シャックル、チェーン等の小物類を積載。
わずかな収納スペースはコードリール、双口接手、シャックル、チェーン等の小物類を積載。
ルーカス製の電動スプレッダーは、倒伏型ラックで手前に傾けて出し入れする。
ルーカス製の電動スプレッダーは、倒伏型ラックで手前に傾けて出し入れする。
前方スカート部分に重量のある大型油圧救助器具を積載。
前方スカート部分に重量のある大型油圧救助器具を積載。
動力系の資機材とは別に、切断、破壊系器具をマキタ製で揃えているのは、バッテリーを共有できるため。
動力系の資機材とは別に、切断、破壊系器具をマキタ製で揃えているのは、バッテリーを共有できるため。
大型油圧救助器具は、ルーカス、ホルマトロの2メーカーを取り揃えた。
大型油圧救助器具は、ルーカス、ホルマトロの2メーカーを取り揃えた。
左寄せ駐車した場合に、右側から取り出しやすいという観点から初動資機材を配置し、機関員用の呼吸器や潜水器具等の個人装備を積載する場所を確保。
左寄せ駐車した場合に、右側から取り出しやすいという観点から初動資機材を配置し、機関員用の呼吸器や潜水器具等の個人装備を積載する場所を確保。
三角コーンも手前に倒伏する専用ラックを設置。
三角コーンも手前に倒伏する専用ラックを設置。
空気呼吸器やステップチョーク、スプレッダー、スカート部に送排風機一式やレスキューブロックを積載。
空気呼吸器やステップチョーク、スプレッダー、スカート部に送排風機一式やレスキューブロックを積載。
写真のアルミ製ボックスは同じ大きさで10個あり、小分けに収納された資機材は、通常災害、土砂災害など事案ごとに適した資機材に乗せ換えることを想定して設定された。
写真のアルミ製ボックスは同じ大きさで10個あり、小分けに収納された資機材は、通常災害、土砂災害など事案ごとに適した資機材に乗せ換えることを想定して設定された。
夜間の被視認性を高めるため、大きく入った「A」に再帰反射性の高いテープを使用。
夜間の被視認性を高めるため、大きく入った「A」に再帰反射性の高いテープを使用。
日野プロフィアの運転席。機関員が運転しやすいように計器類が配置されている。
日野プロフィアの運転席。機関員が運転しやすいように計器類が配置されている。
中央コンソールの後方に、資料類の積載扉を設置。
中央コンソールの後方に、資料類の積載扉を設置。
後方の座席と車内空間。後部座席は3席。席の後方に堀込式の収納棚を作成し、検知系ツールや水難系の個人装備の積載スペースを確保。
後方の座席と車内空間。後部座席は3席。席の後方に堀込式の収納棚を作成し、検知系ツールや水難系の個人装備の積載スペースを確保。
運転席の上部スペースも棚内に救命胴衣などの積載スペース、棚扉はヘルメット掛けとして活用。
運転席の上部スペースも棚内に救命胴衣などの積載スペース、棚扉はヘルメット掛けとして活用。
隊員の足元も十分なスペースが確保されている。
隊員の足元も十分なスペースが確保されている。
座席上部には初動で使用する大型の資機材庫を設け、棚扉に斧も収納。
座席上部には初動で使用する大型の資機材庫を設け、棚扉に斧も収納。
後部座席隊員用にAVMモニターとバックビューカメラ等のモニターを積載。後方の確認を行える。
後部座席隊員用にAVMモニターとバックビューカメラ等のモニターを積載。後方の確認を行える。
ドア上部に、各資機材庫の閉め忘れを知らせるアラーム灯を設定。
ドア上部に、各資機材庫の閉め忘れを知らせるアラーム灯を設定。
引き出し式の作業テーブル。
引き出し式の作業テーブル。
救助工作車Ⅲ型
【SPECIFICATIONS】

車名 日野
通称名 プロフィア
シャーシ型式 2PG-FH1A改
全長 8660mm
全幅 2500mm
全高 3560mm
ホイルベース 4200mm
最小回転半径 6.6m
車両総重量 15685kg
乗車定員 5名
原動機型式 A09C
総排気量 8860cc
駆動方式 4×2
ウインチ 前後併用型-ロッツラー製 TR030/7(前7t、後14t)
クレーン ユニック製URG504
照明装置 湘南工作所製 SLD-6000UCL2-D
配備年月日 平成31年3月22日
艤装メーカー 帝国繊維

明石市消防局 明石市消防署[兵庫県]
写真◎井上タケシ(Photo Ape) 日本の消防車2020 掲載記事

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