30m級はしご付消防自動車(大量救出・車いす対応型)<br>東京消防庁

日本の消防車両

30m級はしご付消防自動車(大量救出・車いす対応型)
東京消防庁

Twitter Facebook LINE

アウトリガ

消防車
アウトリガおよびバスケット装置の展開および格納は車両後面のタッチパネルモニターで操作する。
消防車
アウトリガとバスケット装置の状態が表示された操作画面。
消防車
アウトリガの最大張り出し幅は5.3m。張り出し幅に合わせて作業範囲が無段階に自動設定される。

基部操作台

消防車
梯体操作は基部操作部の2本の操作レバー(伸縮・屈折および起伏・旋回レバー)で行う。ペダルは右がデッドマンペダル、左がインターホンのオン/オフスイッチ。
消防車
基部操作部およびバスケット操作部に設けられたカラーディスプレイには、バスケット装置の荷重割合をリアルタイムで表示できるはしご姿勢表示装置を内蔵。
消防車
基部操作部のカラーディスプレイにはバスケットカメラからの映像を表示できる。
消防車
梯体裏側に伸縮水路管を装備。
消防車
先端屈折式のはしごと定員5名のバスケットが特徴。
消防車
基部操作部をはじめバスケット操作部、ジャッキ操作部に緊急停止装置を備える。
消防車
はしごは5連で最大地上高は約30.1m(起立75度、全伸長時)。最大作業半径(水平距離)は、バスケット+4500Nの荷重条件で14m以上、バスケット+2700Nの荷重条件で17m以上(いずれもはしご先端)。
消防車
基部操作部のキャノピーは従来の金属メッシュから強化プラスチック製になり視界がぐっと良好に。
消防車
基部操作部の機関員は、左足で操作するインターホンによりバスケット装置内の隊員と会話ができる。

バスケット

消防車
キャブ前にバスケットを下ろせる。
消防車
バスケット装置前面には搭乗可能人員をピクトグラムで電光標示。
消防車
バスケット装置前面の電動リモコンノズル。基部操作部およびバスケット操作部から旋回、起伏、放水形状を操作できる。
消防車
基部操作部はもちろんバスケット装置のカラーディスプレイにも、はしごの状態や作業半径、風速等のデータがリアルタイムで表示される。
消防車
前面および側面にLED式投光器2基を常設する。またバスケットカメラも前面に装備。
消防車
バスケット装置の左側面には二つ折れ展開式スロープを装備。
消防車
原寸大モックアップを使って車いすの搭乗の動作確認。(写真提供◎東京消防庁)

次のページ:
車いす対応バスケットの秘密に迫る!

Ranking ランキング