救助工作車Ⅱ型 山口市消防本部

日本の消防車両

救助工作車Ⅱ型 山口市消防本部

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フロント
フロント部
バス型ながらスリムな印象を持たせたフロント部。
フロントウインチ
フロントウインチはワイヤーを引き出す長さに関わらず常時5tの牽引能力を持つトライマチックタイプを採用。キンクも発生しない。
車内
後部スペース
後部スペースは右端1席を潰し、棚化して収納力をアップさせた。その向かいには機関員用の空気呼吸器がかけられる。発電機非搭載のため高さも十分確保できている。
棚には精密機器などを収める
棚には精密機器などを収める。
広々とした後部スペース
広々とした後部スペース。折りたたみ式の作戦台はホワイトボードでできているため、マーカーで直接書き込みも可能。
機関員席まわり
機関員席まわりにはアラウンドビューモニターやワーニングモニター、VA計器が取り付けられている。写真では見えないが隊長席のシート色は赤色とし、隊員席との差別化を図った。
前部と後部は低い仕切りで区分けされている
前部と後部は低い仕切りで区分けされている。天井にある棚は双方向から取り出しが可能。さらにリアクーラーを搭載しているため、車内全体が涼しい。
山口市消防本部<br>特別救助隊隊長<br>消防司令補 村田和成

山口市消防本部
特別救助隊隊長
消防司令補 村田和成

同車の仕様書作成を担当した

山口市中央消防署特別救助隊の隊員たち
同車を運用する山口市消防本部
山口市中央消防署特別救助隊の隊員たち
五面図
【SPECIFICATIONS】

車名:日野
通称名:レンジャー
シャーシ型式:SDG-GX7JGAA改
全長:7900mm
全幅:2360mm
全高:3330mm
ホイルベース:3950mm
最小回転半径:7.4m
車両総重量:11245kg
乗車定員:5名
原動機型式:J07E
総排気量:6400cc
駆動方式:4×4
ウインチ:前:ロッツラー製 TR030/6(常時5t)後:大橋機産製CW5103D(5t)
クレーン:ユニック製UR-U304(2.93t)
照明装置:TekLite製TF400SXE/5(50w8灯)
配備年月日:平成29年3月6日
艤装メーカー:帝国繊維

山口市消防本部 中央消防署[山口県]
写真◎濱田陽守 文◎井谷麻矢可 「日本の消防車2018」掲載記事

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