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体力自慢が集う「公安官版甲子園」
「スサノオジャパン第3回東京大会」開催

2025年1月3日、消防士や自衛官、海上保安官などが参加するフィットネスイベント『スサノオジャパン第3回東京大会』が開催された。

写真◎株式会社 Team Navy提供

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「公安官版甲子園」のイベント

2025年1月3日、東京・港区のACROSS FITNESS西麻布で、フィットネスイベント『スサノオジャパン第3回東京大会』が開催された。

同イベントは、消防士をはじめ海上保安官や自衛官などが参加し、短距離障害物競走で体力を競うもの。“公安官版甲子園”と銘打たれており、2024年8月と同年11月に続き、今回が第3回大会となる。

今大会には、現役の消防士や海上保安官、自衛官のほかに、元消防士のパワーリフティング日本代表選手や、ランニングとファンクショナルエクササイズ(スポーツや日常生活における動きを再現したエクササイズ)を組み合わせて行う国際的なフィットネスレース『HYROX』の日本代表選手、トレーニングについて発信するインフルエンサーも参加。体力自慢が己の持久力と筋力を駆使して競技タイムを競い合った。

3人1組のチーム戦

競技は、3人1組の8チームで行われ、2種目のタイムレースに参加。2種目の合計タイムで速い上位2チームが決勝戦へ進む方式で行われた。最初の2種目は、プレートキャリアのベスト(男性選手9kg、女性選手7kg)の着用が義務付けられる。

最初の種目は、1名の選手がデッドリフトの要領でバーベル(男性選手70kg、女性選手50kg)を持ち上げ、同時にもう1名の選手が鉄棒にぶら下がっている間に、3人目の選手がローイングマシン(ボートやカヌーを漕ぐ動きを陸上で行える考えられたトレーニングマシン)で1000mの距離が表示されるまでのタイムを競うというもの。

スサノオジャパン第3回東京大会
第1種目の一つに設定されたぶら下がり。ローイング1000mが完了するのは速いチームで3分台だが、平均すると各チーム4~5分。その間ずっと重り付きのベストを装着してぶら下がり続けるのは相当の筋力を要求される。
スサノオジャパン第3回東京大会
第1種目のバーベル持ち上げ。こちらも4~5分を持ち上げたまま耐えることが要求される。
スサノオジャパン第3回東京大会
第1種目のローイングマシン。1000mに早く到達するには筋力と持久力が肝。ぶら下がりやバーベル持ち上げと担当を途中交代することが可能なので、担当を計画的に後退するチームもあった。

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第2種目も過酷な内容

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