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体力自慢が集う「公安官版甲子園」
「スサノオジャパン第3回東京大会」開催

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HYROX日本代表を擁するチームFが優勝!

決勝戦1人目はチームBが先取。2人目はチームF、3人目もチームFが勝利し、チームFが優勝に輝いた。

スサノオジャパン第3回東京大会
優勝したチームFの選手たち。関吉大亮選手(写真左・HYROX日本代表)と水谷愛選手(写真中央・HYROX日本代表・保育士)、鈴木歩選手(写真右・HYROXアスリート)

大会後、消防士のチームとして最上位になったチームBの選手に話をうかがった。

他機関の職員と横のつながりが作れる

スサノオジャパン第3回東京大会
チームBの牛山恭太選手(写真左)、大阪拓司選手(写真中央)、安藤裕樹選手(写真右)。

牛山恭太選手(元・石狩北部地区消防事務組合消防本部職員)
元消防士で現在はデッドリフトをはじめとしたパワーリフティングやボディビルの選手、YouTuberとして活動しています。消防士のときは救急隊員として活動しており、担架の使用やストレッチャーの上げ下げが原因で腰を怪我する人を多く見てきました。普段からこういうイベントをきっかけにして、体をアクティブに動かす習慣をつけておけば、怪我を減らすことに繋がるのではないかと感じています。

大阪拓司選手(現役消防士)
消防士や海上保安官、自衛官に必要な持久力や筋力を発揮できる競技内容で、非常に充実した時間を過ごせました。重いものを持ち上げられるということは傷病者の搬送につながることですし、持久力はいち早く傷病者の元へ駆けつけるために活かせます。こういうフィットネスイベントを通じて救助現場などで活動する身体能力を高められるのは素晴らしいと思います。

安藤裕樹選手(現役消防士)
これまで、他機関の自衛官などと和気あいあいと楽しみながら競うという時間を共有することがなかったので、すごく新鮮で充実したイベントでした。また、他機関の職員と横のつながりが作れる場としても価値を感じました。私は普段のトレーニングがどうしても自己流になりがちで、こうしたイベントに参加すると自分に足りない筋力が分かったり、参考になる体の使い方を知ることができたり、相乗効果を得ることができると思いました。

ゆくゆくは「公安官版のSASUKE」に

スサノオジャパン第3回東京大会
閉会式で挨拶をするスサノオジャパン主催者の川嶋翔氏。

スサノオジャパン主催者・川嶋翔(株式会社Team Navy代表取締役)
今回の大会は、第1回と第2回の経験を生かして、大会規模や選手のレベル、大会運営の面でクオリティが上がってきていることを実感できました。まだまだ課題は多くありますが、これからイベントとしての規模を大きくしていきたいと思っています。ゆくゆくは、“公安官版のSASUKE”のようにして、大きな会場で消防士たちの活躍やかっこいいところを多くの人に知ってもらえるようなイベントにすることが目標です。

スサノオジャパン第3回東京大会
最後に大会参加者とスタッフ全員で記念撮影。

次回大会は3月2日に開催

次回の『スサノオジャパン』は、2025年3月2日日曜日に千葉市美浜区の県立幕張海浜公園で開催される。

次回の第4回大会は8名の選手が出場する個人戦。消防士は防火衣と呼吸器を着装して参加し、自衛官や海上保安官など他機関の参加選手もそれぞれの機関の個人装備を着装して競技に臨む。

第4回大会の詳細はスサノオジャパンのInstagram(@susanoo_japan811)まで。

2025年1月3日、消防士や自衛官、海上保安官などが参加するフィットネスイベント『スサノオジャパン第3回東京大会』が開催された。
写真◎株式会社 Team Navy提供

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