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【コラム】東京消防庁の新装備
無人走行放水車「エアコア」って何?

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エアコア
タービン中央部には放水ノズル、その周囲には円を描くように噴霧ノズルがある。
エアコア
大型タービンの大風量と4000L/minの大量放水によって水滴を大量に最大60mまで飛ばすことができる。
エアコア
ノズルを泡放射ノズルに付け替えることで、最大3000L/min以上の泡放射を可能としている。
エアコア
危険物火災を想定した訓練の様子。
資機搬送車
無人走行放水車「エアコア」は、資材搬送車に搭載され災害現場付近まで搬送される。
エアコア

【SPECIFICATIONS】
型式:Aircore TAF35C
全長:3010mm
全幅:1610mm
全高:1980mm
車両総重量:3970kg
最大放水量:3500L/min(直状時)、1600L/min(噴霧時)
放射角度:上下可動式 -20°~40°
受水口:4口

歴代消防ロボット・無人走行放水車
レインボー5
1990年(平成2年)に導入された3代目無人走行放水車「レインボー5」。有線で100m、無線で30mの遠隔操作が可能。障害物やドラム缶などを除去するバケットとグラップルの交換を可能としている。最大放水量が5000リットルであることから「レインボー5」という愛称が付けられている。
ドラゴン
2006年(平成18年)に導入された4代目無人走行放水車「ドラゴン」。無線操作により100mの走行と遠隔操作を可能としている。毎分5000リットルの水と泡放射放水が可能。
東京消防庁消防救助機動部隊(通称・ハイパーレスキュー)に新たな装備が加わった。その名は無人走行放水車『エアコア』。すでに実際に配備されている新装備の秘密と性能について紹介しよう。
写真◎編集部

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