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女性消防士のつながりを深める
第28回JFFW交流会を開催
2024年10月19日、横浜市中区にある横浜市技能文化会館において「第66回JFFW交流会 This is me~輝く!自分のために~」が開催された。
写真◎編集部
2024年10月19日、神奈川県横浜市にある技能文化会館において、「第66回JFFW交流会 This is me~輝く!自分のために~」が開催され、全国から約150人の女性消防士が集った。
JFFW“とは、Japan Fire Fighting Women’s Clubの略で、女性消防士が中心となり交流会を実施している。全国から消防士が自主的に集まり勉強会や情報交換を行い、消防本部の枠を超えて相互の親睦を深めるとともに自己研鑽を図っている。
交流会では、「能登半島地震の被害状況と災害支援の課題」福井県防災安全部理事(防災)岡澤尚美氏による基調講演、緊急消防援助隊に関するアンケート報告、パネルディスカッション「緊急消防援助隊派遣について考える」と続き、能登半島地震で緊急消防援助隊での活動や今後どのような取り組みが必要とされるのかなど、パネリストからは力強い発言が発表された。
さらに午後からは、分科会が行なわれ、「みんなはどう思っている?~緊急消防援助隊深堀トーク~」「聞いてみよう!~アメリカの女性消防士活躍推進の取組報告~」「聞いてほしい私の悩み!~輝く自分になるために~」と続き、意見交換会など、女性消防士がこれから目指す方向性が意義のあるもとなった。
交流会での講演を聞いた編集部員の感想としては、女性消防士であることが特別なことではなく、当たり前な存在となるように、早期に環境を整えていくことと、職場においての理解を深めることが重要と考える。「一人の消防士として、人の役に立ちたい」という、同じ思いのもと、緊急消防援助隊との一員としての活躍を願う。JFFW交流会の存在をより多くの女性消防士にも知っていただき、来年はさらに今以上の参加者が集まり、つながりを深めて欲しい。Jレスキュー編集部も応援します。