電車内でのテロ災害に備え、<br>東京消防庁練馬消防署が警視庁、西武鉄道と合同訓練

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電車内でのテロ災害に備え、
東京消防庁練馬消防署が警視庁、西武鉄道と合同訓練

東京消防庁練馬消防署と警視庁練馬警察署、西武鉄道は2024年3月7日、東京・練馬区の豊島園駅で合同訓練を実施した。3月2日に同署で開催された「火災予防フェア2024」の模様と併せてレポートする。

写真・文◎伊藤久巳

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電車内の不審者が火を放った想定の訓練

2024年3月7日、西武鉄道「豊島園駅」停車の電車を使用して、東京消防庁練馬消防署、警視庁練馬警察署、西武鉄道が合同訓練を実施した。

内容は、「走行中の電車の内部で刃物を振り回している男あり、すでに乗客が斬られて倒れている」という想定のもと、停車した電車から駅員が乗客を避難誘導するも、避難中の乗客が転倒して怪我。駆け付けた警察官が車内進入し、男と格闘し制圧。身柄を確保して車外へ連れ出した。

その間、救急隊が現場到着してホームで転倒した乗客の救護を実施。男が火を放ったため、車内から煙が発生。車内で倒れている傷病者を練馬消防署の特別救助隊が徒手にて車外救出し、救急隊へ引き継いだ。

同時にポンプ隊がホース延長し、車内の火点を鎮圧、鎮火した。

刃物を振り回している不審者を取り押さえる警察官。
不審者を電車の外へ連行。
通報を受けて駆け付けた練馬消防署の特別救助隊、消防隊が筒先を携えて電車内への進入を図る。
特別救助隊が要救助者を電車の外へ。
電車の外で待機していた救急隊がすかさず心臓マッサージを実施しながら搬送開始。
電車内火災の想定で、放水も実施。
訓練の終了後に、火災予防をPR。

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体験コーナーや演習展示のあった「火災予防フェア2024」

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