首都直下地震による危険物火災を想定!<br>東京消防庁危険物火災消防演習

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首都直下地震による危険物火災を想定!
東京消防庁危険物火災消防演習

東京消防庁では令和5年5月29日、危険物安全週間(6月4日~6月10日)を前に、地震災害時における危険物施設内での危険物流出および火災への対応能力の向上ならびに事業所等との連携活動能力の向上を図ることを目的として消防演習を実施した。

写真◎編集部

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東京消防庁では、危険物安全週間に伴う消防演習を東京都板橋区にあるDICグラフィックス株式会社 東京工場にて実施した。

演習想定は、令和5年5月29日14時00分、都心南部を震源とした首都直下地震により屋外貯蔵所において危険物が流出。従業員が受傷したため、自衛消防隊による危険物流出防止活動と応急救護活動を行った。

さらに危険物倉庫で火災が発生し、自衛消防隊が初期消火活動を行うとともに、通報を受けて出場した消防隊と消防団が消火活動を行うが、再び地震が発生し、倒壊危険のある建物から消防隊が緊急脱出するとの想定で演習は進められた。

演習の最後には志村消防署警防副署隊長の号令と共に一斉放水を実施。従業員も見学者として見守るなか、事業所における自主保安体制の確立を推進した。

訓練
地震により作業中のフォークリフトが急停車。その衝撃により危険物の入ったドラム缶が倒れて流出する。
従業員
DICグラフィックス株式会社の従業員たちが災害時の対応マニュアルに従って、被害状況を迅速に把握し対応にあたる。
従業員
危険物漏洩の被害を軽減するため、吸着シートで自身の安全を確保しながら活動にあたる。
演習
地震により座屈したビルの高層階に要救助者が取り残されている。
自衛消防隊
危険物倉庫から火災が発生。自衛消防隊が消火活動を行う。

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