【消防防災展 連動企画】注目の出展企業レポート!

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【消防防災展 連動企画】注目の出展企業レポート!

今年6月に開催された「東京国際消防防災展」では多くの企業の出展があった。その中でも特に注目の3社の製品をレポートしていこう!

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有限会社サポートマーケティングサービス

サポートマーケティングサービスが提案する

防災・消防向け製品

サポートマーケティングサービスは、建設土木仮設資材リースをはじめ、再生可能エネルギー関連機器の販売や海外製水陸両用車の日本代理店を務める会社だ。今回の「東京国際消防防災展2023」では救助と防災に役立つ製品をいくつか提案していた。その中から注目の製品を紹介しよう。

移動式小型太陽光発電システム
エネトレシリーズ
(商標登録・特許取得済)

「エネトレシリーズ」はトレーラーに太陽光パネルと蓄電池を搭載した移動式の太陽光発電システムだ。日照のある場所で太陽光パネルを展開することで電気の供給が可能になる。ソーラーパネルを利用した太陽光発電を行う「スタンダードパッケージ」と、太陽光発電に加えてスマート発電機を利用する「ハイブリッドパッケージ」の2種類から選択できる。太陽光発電で蓄電池に充電し、太陽光の弱い曇天や雨天の際には蓄電池の電力が使用される。ハイブリッドパッケージは、蓄電池の容量が一定まで減った際に自動で発電機が作動し、蓄電池への充電を行う。太陽光発電中はさまざまな電化製品を使用できるほか、発電してない場合も蓄電池がフル充電の際にはスタンダードパッケージでスマートフォン約780台分の充電が可能なほか、テレビ1台で48時間分の電力を賄える。

移動式小型太陽光発電システム
エネトレⅡ型
蓄電システム等を搭載した軽トレーラー。トレーラーのタイプは普通トレーラーのほか軽カーゴタイプも選択できる。
「エネトレ」のソーラーパネル。
「エネトレ」のソーラーパネル。蓄電池などに太陽光で充電する。400W、220W、160Wがある。収納の際は4分割折でコンパクトなサイズにできる。

水陸両用バギー Argo
AURORA 8×8 Jシリーズ

カナダのODG社製の水陸両用バギー「Argo」は消防や警察ですでに多くの実績がある。展示されていたのは新型の「AURORA」で、河川の氾濫や浸水災害、土砂災害などで活躍が見込める特殊車両だ。陸上では高さ30cm程度の段差や幅約80cm程度の溝の走破が可能で、水上では約5km/hで水上走行を行える。車両前部に約1360kgの牽引力を持つウインチを装備しており、視点を利用した登降坂のほか、後方への入水時に利用する。

水陸両用バギー Argo
水陸両用バギー「AURORA 8×8 Jシリーズ」。陸上は40km/h、水上は5km/hで走行が可能だ。
ウインチ
車両前部に搭載されたウインチ。約1360kgの牽引力を持つ。
車両後方
車両を後方から見る。乗車定員を減らしてストレッチャーを搭載することも可能だ。

多機能搭載型側車付二輪車
エネバイ
(商標登録・特許取得済)

「エネバイ」は、同社が2013年から開発を進めてきた電動消防用バイク。道路交通法上は側車付軽二輪車に分類される。普通自動車免許で運転が可能で、車庫証明や車検が不要となる。本来は後部座席がある部分を改造し、運転席後部に荷台を設けた。定員は1名だが、可搬消防ポンプやホースといった消火資機材などを搭載して出場できる。

エネバイ
エネバイはコンパクト性を生かして狭隘地区への出場で活用が見込める。家庭用電源で6~8時間でフル充電となり、約90kmの走行が可能だ。三輪自転車バージョンの「エネチャリ」(商標登録・特許取得済)も提案する。
エネバイ荷台
後部の荷台には資機材を搭載して出場できる。東京国際消防防災展2023の展示ではB-2級の可搬消防ポンプが搭載されていた。
有限会社サポートマーケティングサービス

〒344-0062 埼玉県春日部市粕壁東6-10-9
TEL:048-753-4200 FAX:048-753-4201
E-mail:info@sms-argo.com
URL:www.sms-g.co.jp

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