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【消防防災展 連動企画】注目の出展企業レポート!
船山株式会社東京本店
消防用品や防災用品の販売専門会社である船山は、この「東京国際消防防災展2023」で初披露となる新製品を複数展示した。その中からイチ押しの製品をピックアップして紹介しよう!
電動油圧レスキューツールの新型
「SMART-FORCE」が登場!
ドイツのウェーバー社製レスキューツール「SMART-FORCE」シリーズはスプレッダーやカッター、ラムシリンダー、コンビツールなどがあり、スマートフォンやタブレットのアプリから機器の制御と管理が可能となった。バッテリーはミルウォーキーツール製の18Vを採用したことで、同バッテリーを使う資機材と互換性を持たせられる。また、IP68規格の防塵防水性能を持つため、水中や海中などさまざまな防水が必要な場面で使用できる。
ライフガードロボット
FASTY
「FASTY」は、水中の要救助者の元へリモコン操作で導き、そのまま要救助者を搬送できるライフガードロボット。最大15km/hのスピードで要救助者の元へ移動でき、200kgまで搬送が可能だ。要救助者搬送時の最大速度は7.5km/hとなる。高所から水中に投げ入れることが可能で、上下が逆さになる転覆状態となってもリモコン操作で正常姿勢に復帰できる。4時間のフル充電で60分の稼働が可能となる。
ハンディーソナー
aquaeye
水難救助の捜索活動に用いる「aquaeye」。使用者の位置を基準に50m先までスキャンを行える。スキャンは、aquaeye本体を水の中で持ち、グリップ部分にあるトリガーを引きながら捜索したい方向に向けるだけ。すると液晶に人体の可能性が高い物体と低い物体が表示される。捜索範囲はロングとミドル、ショートの3種類があるので、広範囲の捜索から絞り込んでいくことが可能だ。操作部分はメインボタンとトリガーのみなので、直感的に使用できる。
シェルターシステム
「ASAP」シリーズ
米国DLX社の「ASAP」シリーズは、複数個を連結して活用できるシェルターシステム。軽量で丈夫な上、組み立ては2名で1分以内に行える。外幕は全米防火協会が認証した難燃ブラックアウトビニールを用いている。緊急時の避難場所としての活用以外に、除染時のテントや指揮本部としても使用を見込んでいる。すでに世界各地の消防組織や軍隊、緊急援助隊などで採用実績を持つ。
防火衣
Tough Attack
さまざまな消防本部で多様化する防火衣だが、それぞれの活動特性に合った提案ができるのがこの「ToughAttack」だ。安全性や運動機能性、快適性、デザイン性を高い基準で兼ね備える。この展示会では、総務省消防庁のガイドライン(2020年)に準拠したモデルと、EUの統一規格であるEN 規格の準拠モデル、米国のUL規格申請中のモデルの3種類を展示した。
船山株式会社東京本店
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